RiOPaPaの日記

車いすパパと鉄道オタ息子が行くJR完乗の軌跡

JR完乗の軌跡(紀伊勝浦編)

こんにちは、車いす父さんことRioPaPaです。

JR完乗の軌跡、今回は紀伊半島一周の旅です。参加者は私(RioPaPa)、妻(乗り物酔いがあり、特に電車が好きではない)、長男(鉄オタ息子)、次男(乗り物酔いするが、電車は好き。念のため酔い止めを飲みました。)の家族全員です。

 

今回の旅の概略です。

始発駅の木津駅までは車で行きました。

(いつもの最寄り駅の始発時間では帰宅時間がかなり遅くなるため)

路線図

 

日程:2023年2月25日(土)

目的地:紀伊半島

路程:自宅

     ↓ 〔車〕

   木津駅    6:15発

     ↓ 〔関西本線

   加茂    6:21着 6:55発

     ↓ 〔関西本線

   亀山駅   8:16着 8:23発  

     ↓ 〔紀勢本線

   津駅     8:45着 9:01発 

     ↓ 〔紀勢本線南紀1号

   紀伊勝浦駅  11:56着 13:46発 

     ↓ 〔紀勢本線〕くろしお26号

   天王寺駅   17:32着 18:30発

     ↓ 〔関西本線

   奈良駅    19:03着 19:11発

     ↓ 〔奈良線

   木津駅    19:20着

     ↓ 〔車〕

   自宅

 

◆キハ120系

JR西日本で初となる新製気動車である。

柘植駅から加太駅間は特に揺れが激しく、手すりにつかまらないと危ないくらいでした。

キハ120系の写真

◆特急南紀

日本で一番短い駅名である津駅から特急南紀に乗車しました。車いす座席は前後の幅に余裕があり、長時間の乗車も快適でした。また、海岸線に沿って走るので車窓からの海の景色がとてもきれいでした。

特急南紀の写真

 

特急南紀の車内の写真

特急南紀から見た海の写真

紀伊勝浦駅

終着駅の紀伊勝浦駅で、今回の旅の目的の一つであるマグロを食べました。事前に調べていた「ますだや」さんで私と鉄オタ息子はマグロ刺身定食、妻はマグロ丼、次男はからあげ定食をいただきました。店はかなり混雑しており、次の列車の時間まであまり余裕がなかったので、食べ終わってすぐ駅に向かいました。

マグロ定食の写真

◆パンダくろしお

紀伊勝浦駅から天王寺駅までの約4時間の長旅です。乗車したパンダくろしおはアドベンチャーワールドで飼育されているパンダをデザインした車両です。

パンダくろしおの写真

 

◆旅を終えて

今回の旅も未乗線区を乗りつぶすことが目的のため、ゆっくりと観光する時間がありませんでした。この日は天気がよく気温も高かったので、海辺に行ったり、街を散策してみたかったです。

JR完乗の軌跡(九州編~その2)

こんにちは、車いす父さんことRioPaPaです。

JR完乗の軌跡、今回は九州編~その1の続きです。

本日の旅程には無人駅が多いため、谷山駅より駅員さんに同行していただきました。

 

【3日目】鹿児島中央駅枕崎駅西大山駅鹿児島中央駅新鳥栖駅佐賀駅

路線図

 

路程:鹿児島中央駅  4:48発

     ↓ 〔指宿枕崎線

   山川駅 6:02着 6:11発

     ↓ 〔指宿枕崎線

   枕崎駅 7:25着 7:35発

     ↓ 〔指宿枕崎線

   西大山駅 8:36着 9:11発

     ↓ 〔指宿枕崎線

   指宿駅 9:29着 10:00発

     ↓ 〔指宿枕崎線

   鹿児島中央駅 11:30着 14:35発

     ↓ 〔九州新幹線〕さくら562号

   新鳥栖駅 15:46着 16:03発

     ↓ 〔長崎本線ハウステンボス・みどり39号

   佐賀駅 16:16着

 

◆早朝の鹿児島中央駅

本日は3時30分起床です。

4:48発の列車のため、前日に駅員の方に4:20までには改札に来ておいてくださいと言われていたので駅に向かったのですが…。

なんとっ!

改札へのエレベーターが早朝のためまだ動いていませんでした。エスカレーターもまだ動いてないため、私以外の家族に駅員さんを探しに行ってもらいましたが、見つからず…。このままでは間に合わないと時間だけが過ぎていきました。

最終的には、駅直結のホテルのエレベーターから改札に向かうことができ、目的の列車に乗車することができました。

鹿児島中央駅改札の写真

◆キハ200系

JR九州初の気動車新形式で、片運転台2両編成です。

乗車の際は一段高くなっているため、スロープがないと乗り込めません。

キハ200系の写真

 

◆キハ40系

山川駅でキハ40系に乗り換えます。跨線橋がないため、線路を横切って向かいのホームに渡ります。早朝のためまだあたりは真っ暗です。

キハ200系とキハ40系の写真

 

枕崎駅

ホームが凍結しており、降りる際に乗客の方が数人転倒していました。

枕崎駅では、写真を撮ってすぐに10分後の折り返しの列車で西大山駅に向かいました。

枕崎駅の写真

 

西大山駅

ついにJR最南端の駅である西大山駅に到着しました。

これで、今年の夏のJR最北端の駅(稚内)に続いて、2つ目のJR最果ての駅に到達しました。残るはJR最西端の佐世保駅とJR最東端の東根室駅です。

JR最果ての駅の看板

 

西大山駅

この日は天気が良く、開聞岳が綺麗に見えました。山頂の雲がなくなるのをずっと待っていましたが、次の列車が来たためあきらめました。

西大山駅の写真

このあと指宿駅で乗り換え、鹿児島中央駅に戻り九州新幹線で佐賀に向かいました。

佐賀では妻の親戚の方と晩ごはんを食べて、佐賀駅前のホテルに宿泊しました。

 

◆旅を終えて

今回もJRの駅員さんの方々に大変お世話になりました。特に2日目の指宿枕崎線に同行していただいた指宿駅の元駅長さん本当にありがとうございました。列車の乗り継ぎの間にいろいろな話を聞かせてもらったり、家族写真まで撮っていただきました。

JR九州では無人駅が多く、車いすユーザーにとっては不便ですが今回のような駅員さんとの出会いはよい旅の思い出となりました。

 

次はどこに行こうかな…。

JR完乗の軌跡(九州編~その1)

こんにちは、車いす父さんことRioPaPaです。

JR完乗の軌跡、今回は九州編です。冬休みを利用して3泊4日の旅に行ってきました。参加者は私(RioPaPa)、妻(乗り物酔いがあり、特に電車が好きではない)、小5の長男(鉄オタ息子)、小1の次男(乗り物酔いするが、電車は好き。)の家族全員です。

もちろん旅の目的はJR完乗です。ひたすら、鉄道に乗るだけの旅です。

 

 

今回の旅の概略です。

 

日程:2022年12月23日(金)~ 12月26日(月)

目的地:九州方面

 

【1日目】自宅 ~ 小倉駅

朝一の小倉発の特急に乗るため、大人は仕事、子供たちは学校を終えて新幹線で小倉駅まで向かいました。

 

路程:JR学研都市線某駅

     ↓ 〔学研都市線

   放出      18:17着 18:18発

     ↓ 〔おおさか東線

   新大阪駅   18:34着 19:23発

     ↓ 〔山陽新幹線

   小倉駅    21:35着 

◆のぞみ51号

16両編成の新幹線の場合、11号車に車いす対応席(車いすに乗ったまま乗車できるスペース・座席に乗り移るタイプのスペース・多目的室)があります。私は座席に乗り移るタイプの席を選び、事前にみどりの窓口で購入しました。

 

◆栗おこわ弁当

晩ごはんは新大阪駅で駅弁を購入し、新幹線の車内で食べました。写真は鉄オタ息子が食べた栗おこわ弁当です。(感想:時季は違うが、秋を感じられるおいしさだった。)

弁当の写真

 

◆1日目を終えて

前日に大寒波が来ていたこともあり、小倉駅を降りると雪が舞っていました。小倉での宿泊は、駅近のJR九州ステーションホテル小倉を予約していました。到着が21時35分と子供たちたがいつも寝る時間が過ぎているので、駅近にして大正解でした。

 

 

【2日目】小倉 ~大分~久留米~鹿児島中央

路線図

 

路程:小倉駅  8:34発

     ↓ 〔日豊本線にちりんシーガイア5号

   大分駅 10:03着 13:26発

     ↓ 〔久大本線〕ゆふ4号

   久留米駅 15:58着 16:42発

     ↓ 〔九州新幹線〕さくら409号

   鹿児島中央駅 17:59着

 

◆トラブル発生

本来は、小倉駅から宮崎空港行きの特急にちりんシーガイア宮崎駅に向かう予定でした。(路線図の点線のルート)

しかーし!!!!

大分駅の先で架線トラブルのため、大分駅より先は終日運休となってしまいました。そのため、急遽大分駅久留米駅鹿児島中央駅に路程を変更しました

 

◆ゆふ

電車トラブルのせいで乗り換えの車内は大大混雑でした。

ゆふの写真

 

◆溶岩焼き

トラブルもありましたが、何とか目的地の鹿児島中央駅に到着しました。全員疲れ果てたので「肉を食べよう!」と駅構内にある溶岩焼きのお店に入りました。桜島の溶岩プレートで焼いたお肉に子供達も大満足でした。

溶岩焼きの写真

◆2日目を終えて

架線トラブルもあり急遽路程が変更する事態になりましたが、どの列車に乗ればよいかを鉄オタ息子が迅速に対応してくれました。おかげで大きな混乱もなく無事に2日目の目的地である鹿児島中央駅に到着することができました。

明日の朝は、4時48分発の列車で枕崎とJR最南端の西大山駅に向かいます。

 

JR完乗の軌跡(和歌山編)

こんにちは、車いす父さんことRioPaPaです。

JR完乗の軌跡、今回は和歌山線を乗りつぶす旅です。参加者は私(RioPaPa)、妻(乗り物酔いがあり、特に電車が好きではない)、長男(鉄オタ息子)、次男(乗り物酔いするが、電車は好き。念のため酔い止めを飲みました。)の家族全員です。

 

今回の旅の概略です。

路線図

日程:2022年11月26日(土)

目的地:和歌山方面

路程:JR学研都市線某駅

     ↓ 〔学研都市線

   放出   9:16着 9:28発

     ↓ 〔おおさか東線

   久宝寺駅  10:16着 10:28発  

     ↓ 〔大和路線

   天王寺駅  10:37着 10:55発

     ↓ 〔阪和線

   和歌山駅  12:09着 13:55発 

     ↓ 〔和歌山線

   五条駅   15:21着 15:30発

     ↓ 〔和歌山線

   王寺駅   16:22着 16:33発

     ↓ 〔大和路線

   木津駅   16:58着 17:29発

     ↓ 〔学研都市線

   JR学研都市線某駅

 

◆227系

227系は2014年に登場した広島地区向けの0番台と、2018年に登場した和歌山線・桜井線向けの1000番台がある。1000番台は和歌山・奈良の文化・歴史・自然を連想させる緑に、ブラウンとウオームグレーが使用された。(JR普通列車年鑑より)

車いすスペースの隣にはバリアフリー対応のトイレが設置されています。乗り降りの際の段差も車両とホームの隙間もほとんどありません。

227系の写真

227系の車内の写真

◆旅を終えて

今回は、未乗線区間を乗りつぶすためだけの旅でした。せっかく和歌山まで来たので、和歌山駅から2駅の和歌山市駅にも行っておきたかったのですが、時間もなかったため和歌山ラーメンを食べて帰りました。

ラーメンの画像

 

JR完乗の軌跡(木次編)

こんにちは、車いす父さんことRioPaPaです。

JR完乗の軌跡、今回は超赤字路線である木次線島根県宍道広島県備後落合)に乗車する日帰りの旅です。参加者は私(RioPaPa)と長男(鉄オタ息子)と鉄友(RioPaPaの友達)の3人です。

 

今回の旅の概略です。

路線図

 

日程:2022年10月23日(日)

目的地:島根方面

路程:JR学研都市線某駅

     ↓ 〔学研都市線

   京橋   5:38着 5:49発

     ↓ 〔大阪環状線

   大阪駅   5:56着 6:21発  

     ↓ 〔東海道北陸本線

   新大阪駅  6:24着 6:50発

     ↓ 〔山陽新幹線〕さくら543号

   岡山駅   7:40着 8:05発 

     ↓ 〔伯備・山陰本線〕やくも3号

   宍道駅   10:52着 11:19発

     ↓ 〔木次線

   備後落合駅 14:33着 14:37発

     ↓ 〔芸備・伯備線

   新見駅   16:01着 16:38発

     ↓ 〔伯備線〕やくも22号

   岡山駅   17:39着 18:23発

     ↓ 〔山陽新幹線〕のぞみ55号

   新大阪駅  19:07着 19:28発

     ↓ 〔おおさか東線

   放出駅   19:44着 19:55発


     ↓ 〔学研都市線

   JR学研都市線某駅

 

◆やくも381系

国鉄時代に開発された振り子式車両です。かなり古い車両のためバリアフリー化は一切されておりません。私の使用している車いすの幅は55cmですが、乗車扉の幅がせまいためスロープを自走では上ることはできません。

やくもの写真

◆やくもの車内の写真

通路が細く、車いすでは通ることが出来ません。また、両サイドの座席には段差があるため座席への移動は抱えてもらわないといけませんでした。

やくもの車内の写真

◆車内から見た大山

乗るのに一苦労しましたが、やくもの車内からの景色はとても良かったです。

大山の写真

出雲坂根駅

木次線と言えば出雲坂根駅での三段スイッチバックが有名です。(スイッチバックとは急勾配を伴う地形における折り返し式鉄道路線のこと)

この駅で対向列車の待ち合わせのため時間があったので、鉄オタ息子と鉄友は降車して駅前のおいしい湧水を飲んだり、屋台の焼き鳥を買ったりしていました。

出雲坂根駅の写真

備後落合駅 キハ120系

写真左側は宍道より乗ってきた車両で、写真右側が次に乗る新見行きの車両です。もちろんエレベーター等はないため、駅員の方に誘導してもらい線路を渡りました。

備後落合駅の写真

芸備線からの車窓

芸備線からの車窓の写真

 

◆旅を終えて

今回の旅は日帰りにしてはかなりの移動距離でした。また、やくもでの乗り降りにかなり苦戦したため私自身疲れ果ててしまいました。疲れはしましたが、達成感はすごくありました。これからJR完乗をめざしていく上で、今回のような困難やそれ以上のこともあるかと思います。このブログが将来、鉄道のバリアフリー化に向けてわずかながらお役に立てると私自身とても幸いです。

(やくもは2024年春には新型車両が投入されるようです。)

JR完乗の軌跡(小浜編)

こんにちは、車いす父さんことRioPaPaです。

JR完乗の軌跡、今回は日帰り範囲の未乗線区間を乗りつぶす旅です。参加者は私(RioPaPa)と長男(鉄オタ息子)の2人です。

 

今回の旅の概略です。

路線図写真

日程:2022年10月16日(日)

目的地:小浜方面

路程:JR学研都市線某駅

     ↓ 〔学研都市線

   木津   7:06着 7:07発

     ↓ 〔奈良線

   京都駅   7:47着 8:30発  

     ↓ 〔東海道北陸本線

   米原駅   9:26着 9:30発

     ↓ 〔北陸本線

   敦賀駅   10:17着 11:18発 

     ↓ 〔小浜線

   東舞鶴駅  13:16着 13:23発

     ↓ 〔舞鶴線

   福知山駅  14:10着 14:53発

     ↓ 〔山陰本線〕〕

   園部駅   16:14着 16:17発

     ↓ 〔山陰本線

   京都駅   16:53着 17:14発

     ↓ 〔東海道本線

   新大阪駅  17:37着 17:58発

     ↓ 〔おおさか東線

   放出駅   18:14着 18:25発

     ↓ 〔学研都市線

   JR学研都市線某駅

 

◆クモハ125

バリアフリーに対応している車両なので、とても快適でした。最近はこのような車両が増えてきています。快適でしかも昼ご飯を敦賀駅で食べてからの乗車だったため、2人とも爆睡でした…。

クモハ125写真

北陸新幹線敦賀駅舎ただいま建設中

2024年開業予定です。ちなみに敦賀駅新大阪駅区間2046年開業予定です。(2046年ということはあと23年…。私は70歳前、鉄オタ息子は35歳…。そのころには、どれだけの路線が廃線になり、どんな電車が走っているんだろうか。)

敦賀駅北陸新幹線建設中の写真

113系

東舞鶴駅福知山駅間は懐かしの113系です。

113系写真

 

◆旅を終えて

今年の3月にJR完乗を始めて7ヵ月。今回の旅で、近畿での未乗線区間もだいぶなくなってきました。あとは和歌山の紀伊半島関西本線くらいです。1年でどれくらい乗りつぶせるんだろうか。

JR完乗の軌跡(北海道編~その3)

こんにちは、車いす父さんことRioPaPaです。

JR完乗の軌跡、今回は北海道編~その2の続きです。

 

今回は移動距離が半端ないです。総移動距離はなんと約600キロ弱です。

【4日目】旭川駅 ~ 宗谷本線 ~ 稚内駅 ~ 宗谷本線  ~  旭川駅

4日目の行程写真

路程:旭川駅  9:00発

     ↓ 〔宗谷本線〕宗谷

   稚内駅  12:40着 

     ↓ 〔宗谷バス

   宗谷岬  

     ↓ 〔宗谷バス

   稚内駅  17:44発  

     ↓ 〔宗谷本線〕宗谷

   旭川駅 21:26着

 

キハ261系 5000番台 はまなす編成

北の大地をひたすら走ること3時間40分。ついに到着しました日本最北端の駅、稚内駅です。この日の稚内の最高気温は26度です。(ちなみに大阪のこの日の最高気温は35度)

5000番台はまなす編成車両の写真日本最北端の駅の写真

宗谷岬

さらに稚内駅より路線バスに揺られること1時間弱、日本最北端の地、宗谷岬に着きました。ここまでずっと乗りっぱなしだったので、海からの風が心地よく爽快でした。

宗谷岬の石碑の写真

 

◆4日目を終えて

まず感じたのは、北海道はでっかいどうです。あれだけ移動したのに北海道の地図で見てみるとほんの一部なんですね。改めて北海道のでかさ・雄大さを身に染みて感じました。

JR完乗をめざしている私達ですが、その過程でJRの最北端の駅(稚内駅)・JR最南端の駅(西大山駅)・JR最東端の駅(東根室駅)・JR最西端の駅(佐世保駅)は必ず訪れる駅です。今回その一つである稚内駅に行けたことは、果てしないJR完乗に近づいていることを少し実感することができました。

 

 

【5日目】旭川駅函館本線 ~ 札幌駅 ~ 千歳線新千歳空港駅伊丹空港 ~ 自宅

5日目行程写真

 

路程:旭川駅  8:30発

     ↓ 〔函館本線〕カムイ12号

   札幌駅  9:55着 10:11発  

     ↓ 〔千歳線〕エアポート102号

   新千歳空港駅   12:10発

     ↓ 〔ANA1144便〕

   伊丹空港  14:10着  

     ↓ 〔大阪モノレール京阪本線学研都市線

   自宅 

 

◆789系カムイ

今日は旅の最終日です。旭川に別れを告げて出発と思っておりましたが、またもやアクシデント発生です。今度は私のトイレではなく、札幌駅に向かう途中の駅で信号トラブルがあったとのこと。安全が確認されるまで出発できません。すぐに出発するだろうと、あまり心配はしていませんでしたが、さすがに30分待っても、運転再開のアナウンスがないと飛行機の時間も迫ってきて少し不安になってきました。

飛行機にはなんとか間に合いましたが、この先の空港行きの快速でも遅延が発生して、空港に到着したのは、搭乗終了時間ぎりぎりでした。

車いすで飛行機に乗る際には、搭乗開始時刻の1時間前には到着しておく必要があります。機内用の車いすに乗り換えたり、他の乗客が機内に乗り込む前に、先に乗らないといけないためです。

半ばあきらめていましたが、迅速に対応していただき何とか搭乗でき大阪に帰ることができました。本当にありがとうございました。

カムイ写真

伊丹空港到着

飛行機を降りてまず感じたことは、「暑すぎる」の一言です。

無事にほぼ予定通り、全行程を終えることができました。

 

JR北海道周遊切符

今回の北海道でのJR移動には、「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」を使用しました。JR北海道の乗り放題切符で、特急にも乗れます。また、指定席も4回まで使えるという超お得な切符です。しかもお値段は12,000円です。ただし、この切符は北海道の駅でしか購入できません。(今回は北海道の知人にお願いして購入してもらいました。)この切符がなかったらどれだけの費用がかかっていたんだろう…。本当にありがとうございました。

周遊きっぷの写真

 

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★北海道旅行を終えて

まずは、今回の旅を支えてくれたすべての方に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。充実した楽しい5日間を過ごすことができました。家族旅行としては、最長の4泊5日の旅でしかもそのほとんどが列車での移動でした。妻・次男は乗り物酔いするのでとても心配していましたが、特に体調を崩すこともなく帰ってこれました。

今回車いすで北海道を旅して感じたことは、列車や駅のバリアフリー化がまだまだ進んでいないことでした。ほとんどすべての列車で、乗り降りの際にはスロープが必要だったり、乗り換えをする際の主要な駅でもエレベーターがないことが多かったです。少しでも早く車いす1人でも自由に列車の旅ができる日が来てほしいと切に願います。

今回の旅でのJR北海道の完乗率は37.5%でした。あと、2回以上は北海道に来る必要があります。今回の旅で家族全員北海道が好きになり、またすぐにでも行きたいねとか言っておりますが、お金が…。乗り放題切符を使用してかなり列車代は助かったとはいえ、飛行機のチケット代、宿泊代、食事代などなどかなりの出費でした…。

また、明日からしっかり仕事&節約して次回の旅の資金を貯めたいと思います。