RiOPaPaの日記

車いすパパと鉄道オタ息子が行くJR完乗の軌跡

JR完乗の軌跡(北海道編~その2)

こんにちは、車いす父さんことRioPaPaです。

JR完乗の軌跡、今回は北海道編~その1の続きです。

 

2日目まで予定通り順調に旅を進めてきましたが、3日目の朝からアクシデント発生です。

3日目はまず函館駅から東室蘭駅で下車し、室蘭駅に向かう予定でした。しかし…。

ホテルを出て函館駅のTully'sでモーニングをして、発車時刻までゆっくりしていました。発車時刻が迫ってきたので、そろそろ改札に向かおうとしたとき、私のお腹の調子が…。

結局、駅のトイレにこもることになり予定の列車に乗ることができませんでした。そのため室蘭駅に寄っていると、留萌線に乗ることができなくなるため、路程を急遽変更することに…。

 

【3日目】函館駅函館本線室蘭本線千歳線函館本線留萌線旭川駅

3日目の旅程画像

 

路程:函館駅   10:05発

     ↓ 〔函館・室蘭本線、千歳線〕北斗7号

   札幌   13:52着  14:30発

     ↓ 〔函館本線ライラック21号

   深川駅    15:35着  16:08発

     ↓ 〔留萌本線

   留萌駅   17:07着  18:19発  

     ↓ 〔留萌本線

   深川駅    19:15着  19:36発 

     ↓  〔函館本線ライラック35号

   旭川駅    19:55着 

 

函館駅出発 キハ281系(北斗)

アクシデント発生のため、1時間遅れの出発となりました。札幌駅までノンストップの約4時間弱の長旅です。到着が昼ご飯をすぎるため、函館駅で駅弁を購入しての乗車です。雄大な北海道の大地を眺めながらの駅弁は最高です。

 

キハ281系の写真

駅弁の写真

車窓からの写真

 

留萌本線 キハ54系

本日の路程で乗りたかった留萌本線です。残念ながら、2023年に石狩沼田~留萌間35.7kmが廃線となります。

ひたすら何もない一面緑の中を進んでいきます。帰りの列車は夕方発で、だんだんと日が落ちてきて窓をあけて走行する車内は少し肌寒いくらいでした。暑さに弱い私にとっては快適な旅でした。

留萌本線 キハ54系の写真

留萌本線からの車窓の写真

 

◆3日目を終えて

朝からアクシデントが発生しましたが、一番乗りたかった留萌本線には乗れたので私としては大満足な1日となりました。ただ、JR完乗をめざすためには、室蘭駅にはいずれ来ないといけないですが…。

今回改めて、車いすでのJR完乗の難しさを実感しました。トイレも健常者なら、短時間で済ますことができたし、何なら車内で済ますこともできたはずです。それなら室蘭駅にも行けたのに…。などと考えてしまうことがありますが、今回のアクシデントも旅のいい思い出かなと私は思っています。実際、旅を終えてこのブログを書いているときもとなりで子供たちに、お父さんのトラブルがなかったら室蘭駅に行けたのになどと笑顔でいじってくれています。

 

JR完乗の軌跡(北海道編~その1)

こんにちは、車いす父さんことRioPaPaです。

JR完乗の軌跡、今回は北海道編です。夏休みを利用して4泊5日の旅に行ってきました。参加者は私(RioPaPa)、妻(乗り物酔いがあり、特に電車が好きではない)、小5の長男(鉄オタ息子)、小1の次男(乗り物酔いするが、電車は好き。)の家族全員です。

もちろん旅の目的はJR完乗です。ひたすら、鉄道に乗るだけの旅です。

 

出発する2か月前から旅の計画を立て始めました。いかに効率よく乗りつぶせるかを最優先に考えました。そのため、ごはんの時間がずれたり、宿に着く時間が遅くなってしまったりと子供連れとしては、なかなかハードな行程でした。

 

計画を立てる上で、JR北海道のサポートセンターの方と何度も連絡を取り合って(妻がすべてやってくれました。感謝、感謝)行程を決めていきました。北海道の駅はほとんど無人駅で、しかもエレベーターもありません。そのため、乗り換え時間があまりない場合は、1本後の列車に乗ることになったりと、当初の予定からかなり変更となりました。

 

今回の旅の概略です。

 

日程:2022年7月28日(木)~ 8月1日(月)

目的地:北海道方面

 

【1日目】自宅 ~ 関西国際空港新千歳空港 ~ 札幌駅

路線図1日目

 

路程:JR学研都市線某駅

     ↓ 〔学研都市線

   京橋      9:46着 9:49発

     ↓ 〔おおさか東線

   関西国際空港駅 10:06着

     ↓

   関西国際空港 15:20発  

     ↓ 〔JAL2505便〕

   新千歳空港  17:10着

     ↓

   新千歳空港駅 18:30発

     ↓ 〔千歳線

   札幌駅    19:09着

 

◆721系快速エアポート

北海道に到着してまず乗ったのが、札幌行き快速エアポートです。いきなりの段差ありで、しかも階段状になっているので、スロープなしでは乗りにくい列車でした。車内も関西では見かけない形状でした。寒さ対策のためなのか真ん中のデッキを挟んで左右に座席があります。

快速エアポート

快速エアポート 段差

 

◆1日目を終えて

私自身初めての北海道でした。まず降り立って感じたことは「涼しい」の一言です。関西の灼熱の夏とは全く異なり、同じ日本でこんなにも違うものかと驚きました。私は脊髄を損傷しており、汗をほとんどかくことができません。そのため体温調節ができず、気温の上昇とともに体温が上がってしまいます。夏場は日中、常に体温が37度~38度あり微熱状態が続きとてもしんどい季節です。

この快適な気温なら、明日からの鉄道旅も頑張れそうです。

 

【2日目】札幌 ~ 札沼線函館本線 ~ 函館

路線図2日目

路程:札幌駅  7:41発

     ↓ 〔札沼線

   北海道医療大学 8:25着 8:52発

     ↓ 〔札沼線

   札幌駅  9:42着 10:13発

     ↓ 〔函館本線

   小樽駅  10:47着 10:53発  

     ↓ 〔函館本線

   倶知安駅 12:12着 12:35発

     ↓ 〔函館本線

   長万部駅 14:11着 14:37発

     ↓ 〔函館本線〕特急北斗12号

   森駅   15:20着 16:03発

     ↓ 〔函館本線

   函館駅  17:43着

 

札沼線学園都市線

札沼線は昨日乗った列車と同じ721系でした。終点は北海道医療大学駅です。以前は新十津川駅までつながっていたようです。この駅は無人駅で、27分後に乗ってきた列車で折り返すため私は降りずに車内に置いてけぼりでした…。

↓写真は鉄オタ息子が撮影してくれました。

札沼線の車両の写真

札沼線北海道医療大学駅の写真

 

長万部駅

この駅で乗り換えをしましたが、次の列車を乗るためには線路を渡らないといけませんでした。しかし、この駅にはエレベーターがありません。そのため、写真のようなキャタピラーがついた階段昇降機で移動しました。私自身これに乗ったのは初めてではありませんでしたが、以前乗ったのは20年以上も前のことでとても懐かしかったです。すごい音がする割には、スピードが遅く移動するのに15分くらいかかりました。

長万部駅の写真

階段昇降機の写真


◆キハ40系

私が2日目の旅で一番印象に残った列車で、森駅~函館駅間を走ります。窓を全開にして走るため、列車の音と爽やかな風がとても気持ちよかったです。

 

キハ40系

車内での写真


◆函館の夜景

海の暗さと街の明るさがくっきりとしていてきれいの一言でした。山頂までは、函館駅からバスで行きました。道中かなり急カーブの山道を行くので、かなり揺れます。

函館の夜景


◆2日目を終えて

2日目も予定通りの旅程を終えることができました。各駅でサポートしていただいたJRの駅員のみなさま本当にありがとうございました。

森駅~函館駅の車内で、いつもはJR北海道の車掌をされていて今日はプライベートで乗車されていた方と出会い、みどころや列車に関するいろいろなお話が聞けたこともとても良い旅の思い出となりました。しかも、別れ際にご自身のお土産として購入されていた「大沼のだんご」をいただきました。とても美味しかったです。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

JR完乗の軌跡(奈良編)

こんにちは、車いす父さんことRioPaPaです。

JR完乗の軌跡、今回は特にここに行きたいとかはなく、ただ身近な未乗線区間を乗りつぶすだけの旅です。参加者は私(RioPaPa)、妻(乗り物酔いがあり、特に電車が好きではない)、長男(鉄オタ息子)、次男(乗り物酔いするが、電車は好き。念のため酔い止めを飲みました。)の家族全員です。

今回の旅は、大回り乗車で行ったので料金は1区間分だけで済みました。

 

今回の旅の概略です。

日程:2022年7月16日(土)

目的地:奈良方面

路程:JR学研都市線某駅

     ↓ 〔学研都市線

   放出   9:46着 9:49発

     ↓ 〔おおさか東線

   新大阪駅  10:06着 10:33発  

     ↓ 〔東海道本線

   大阪駅    10:36着 10:43発

     ↓ 〔大阪環状・関西本線

   王寺駅    11:18着 13:06発 

     ↓ 〔和歌山本線〕

   高田駅    13:22着 13:25発

     ↓ 〔桜井線〕

   奈良駅    14:07着 14:10発

     ↓ 〔奈良線

   木津駅    14:18着 14:59発

     ↓ 〔学研都市線

   JR学研都市線某駅

 

◆227系ワンマン車両

王寺駅から高田駅までの区間乗車しました。大阪近郊ではあまり見かけないワンマン車両です。この車両は広島旅でも乗りましたが、新しくきれい、しかも乗り降りの際の段差が少ないので車いすユーザーにはとても快適でした。

227系の写真

◆車載型IC改札機

ワンマン車両ならではの仕様です。

ICカード読み取り機


◆旅を終えて

今回の旅は、乗りなれた区間を多く通るのと、主要駅での乗り降りが多いため駅でのスロープの手配はお願いしませんでした。基本自分で乗り降りしますが、ホームと車両のの間が広く空いていたり、5㎝以上の段差があった場合は、長男(鉄オタ息子)と妻が手伝ってくれました。

スロープの手配をお願いすると、安心して目的地まで案内していただけ本当にありがたいです。ただ、乗り換えの際に少し出発まで時間があるので、駅や車両の写真を撮りたいと思うことがあるのですが、電車を降りるとすぐに次の電車に案内され乗車することになってしまいます。駅員の方はもちろん仕事なので、当然なのですが鉄道好きの私としては、正直少し残念なところです。そういう時はいつも鉄オタ息子に写真をお願いしています。(このブログに掲載している写真の多くは、鉄オタ息子が撮影したものです。)

だから、今回の旅は新大阪駅でゆっくり駅弁を選んだり、王寺駅で昼ごはんを食べたり自分のペースで旅ができたことは新鮮でした。

 

JR完乗の軌跡(広島編)

こんにちは、車いす父さんことRioPaPaです。

JR完乗の軌跡、今回は廃線の危機にある芸備線に乗って広島に行く予定を立てました。

初の宿泊旅、参加は鉄オタ息子(11歳)と私の2人です。

広島で1泊するため、宿もばっちり押さえました。(この日は大物歌手のライブが広島であり、宿を押さえるのがとても大変でした。)

今回の旅は利用者数の少ない路線を通るために、前日に駅員さんの手配をお願いしようと最寄り駅に行きました。

 

しかし!!

 

芸備線は、無人駅ばかりのため前日では駅員さんの手配ができないとのことでした…。

最低一週間前に0570-00-2486に連絡しておいてもらわないと無理ですとのこと。餘部駅のときは当日でも対応していただけたので、前日にお願いすれば大丈夫かなと甘く見積もっておりました。

今から行先を変更し新たに計画するのは大変だし、宿のキャンセル代もかかってしまうということで、息子と相談の上、芸備線は今回諦め、ローカル線で行く広島行きの旅に急遽変更しました。

 

 

今回の旅の概要です。

行きは、赤穂線呉線の海側を通り、帰りは山陽線の山側を通る路程です。

 

日程:2022年5月21日(土)・22日(日) 1泊2日

目的地:広島駅

路程1日目:JR学研都市線某駅

     ↓ 〔学研都市線

   JR尼崎駅  6:50着 6:53発

     ↓ 〔東海道山陽本線

   姫路駅   8:22着 8:39発

     ↓ 〔山陽本線赤穂線

   播州赤穂駅 9:14着 10:11発

     ↓ 〔赤穂線

   岡山駅   11:32着 

     昼食

   岡山駅   12:56発

     ↓ 〔山陽本線

   糸崎駅      14:22着 14:24発

     ↓ 〔山陽本線

   三原駅       14:28着 15:08発

     ↓ 〔呉線

   広駅     16:47着 17:03発

     ↓ 〔呉線

   広島駅   18:17着

 

 

◆乗車位置

たびたび利用している新快速の車両ですが、乗車位置は必ずこの位置となります。

車いすでも車窓からの景色が見やすくとても快適な場所なのですが、ただ一つ困るのは、トイレの真横だということです。結構頻繁に利用があるので、トイレからの臭いが気になります。もちろんバリアフリー対応のトイレなので、私もたまに利用するのですが…。

また私がここの位置にいると、息子は立ったままか離れた席に座るしかなく、会話がしにくくなってしまいます。

新快速の車内の写真

 

呉線からの景色

私のスマートフォン呉線の車内から走行中に撮った写真です。特にズームもしていません。海のほんとすれすれを通ります。あえて遠回りの呉線を選んだ甲斐がありました。

 

呉線からの車窓(海)

 

◆レッドウィング

広島近郊区間はこの227系レッドウィングが主流です。新しい車両でホームとの段差が少なく車いすでの乗り降りがとてもしやすいです。

 

電車(レッドウィング)の写真

 

◆広島到着

18:17分ついに広島駅に着きました。私の今回の広島旅の楽しみの1つはお好み焼きを食べることです。早速、駅構内のお好み焼き屋へ向かいましたが、そこには広島カープのユニフォームを着た人の大行列ができていました。ちょうど試合が終わった時間だったのです。1時間程度並びましたが、一向に列は進まず、さらにお店の方から「席についても注文の品が届くまでに30分程度かかります。」とのアナウンスが…。

空腹に耐えきれず、お好み焼きを諦め近くにあったガラガラのパスタ屋へ直行しました。次回、芸備線のリベンジに広島に来たときは、必ずお好み焼きを食べると心に誓った父と息子でした。

 

◆ホテル情報

この日の宿泊は「ホテルリブマックスPREMIUM広島」です。

広島駅から徒歩5分程度です。バリアフリールームを予約しました。新しい建物で部屋も広くきれいで快適に過ごすことができました。息子も大絶賛していました。私は、1泊程度なら風呂には入らないのでバリアフリールームでなくてもよかったのですが、ネットからの予約ではツインの部屋はすべて埋まっており、電話で問い合わせたところバリアフリールームだけが空いており、この部屋を予約しました。

ホテルの室内の写真

トイレの写真

風呂の写真

 

◆2日目の予定

広島まで来たのだから、観光スポットを1つ回ろうとか、いや未乗線区間を乗りつぶそうとか考えているうちに2人とも疲れ果てて寝てしまっていました。

朝起きて、未乗線区間を乗りつぶすことに決め、駅のスタバで朝食を済ませ可部線に乗り込みました。終点のあき亀山まで行き、乗ってきた電車でそのまま折り返すだけのプランです。その後は、山側を通ってほぼ来た道を帰る路程です。

 

路程2日目:広島駅 7:43発

     ↓ 〔可部線

   あき亀山駅  8:32着 8:43発

     ↓ 〔可部線

   広島駅    9:33着 9:50発

     ↓ 〔山陽本線

   三原駅   11:05着 11:34発

     ↓ 〔山陽本線

   岡山駅   13:06着 14:12発

     ↓ 〔山陽本線

   相生駅   15:16着 15:19発

     ↓ 〔山陽本線

   姫路駅   15:38着 15:41発

     ↓ 〔山陽・東海道本線

   尼崎駅   16:37着 16:46発

     ↓ 〔東西・学研都市線

   JR学研都市線某駅

 

◆懐かしの115系

岡山駅相生駅まで、私が子供の頃によく乗った懐かしの115系に乗車することができました。

 

◆帰りの行程は山間部を多く走ります。

途中で何度も貨物列車とすれ違いました。行きも帰りも岡山駅で昼食を食べました。昼食後の車内では息子はお腹も満たされて爆睡しておりました。



◆旅を終えて

今回の旅は急遽予定を変更することになりましたが、2人とも大満足の旅となりました。芸備線はJRの駅員さんと事前に連絡を取って、近いうちに必ずリベンジしたいと思います。最近、JRの赤字路線のニュースが多く出ておりますが、どの路線も少しでも長い存続を心から祈っております。

 

 

 

 

JR完乗の軌跡(敦賀編)

こんにちは、車いす父さんことRioPaPaです。

JR完乗の軌跡、今回は乗り物酔いの妻も参戦し家族4人での旅となりました。

行先は福井県敦賀です。行先決定の理由は2つ。1つは乗り物酔いの妻&下の子供のため近場がいいこと。もう一つは、私がどうしても20年前に食べたソースカツ丼の味が忘れられずもう一度食べたいと思ったからです。

 

今回の旅の概要です。

 

日程:2022年5月3日(火)

目的地:敦賀駅

路程:JR学研都市線某駅

     ↓ 〔学研都市線

   JR京田辺駅  8:37着

     ↓ 〔徒歩〕

   近鉄新田辺駅 8:53発

     ↓ 〔近鉄京都線

   京都駅    9:16着 10:45発

     ↓ 〔湖西線

   敦賀駅     12:15着

     昼食&散策

   敦賀駅     14:23発

     ↓ 〔湖西線

   京都駅        15:57着 16:46発

     ↓ 〔近鉄京都線

   近鉄新田辺駅 17:09着

     ↓ 〔徒歩〕

   JR京田辺駅  18:01発

     ↓ 〔学研都市線

   JR学研都市線某駅

 

◆切符

京都から敦賀までの大人片道切符は1690円ですが、身体障害者手帳1種1級を持っていると本人と介助者が半額になります。券売機で切符を購入する際には、呼び出しボタンを押して駅員さんに手帳を確認してもらう必要があります。確認後子供用の切符を購入してくださいとのことでした。

 

◆一本乗り過ごしてしまった…。

9時45分発の新快速「敦賀」行きに乗る予定でしたが、ホームに止まっていたのは、「近江今津」行きの電車でした。

あれっ??「敦賀」行きのはずなのに…。これ乗っていいの??どうしよう??

と迷っているうちにドアが閉まってしまい、乗ることができませんでした。

調べてみると前4両が「敦賀」行き、後4両が「近江今津」行きで途中で切り離されるとのこと。まったく予想もしていませんでした…。

というわけで、次の1時間後の電車に乗ることになりました。待っている間子供たちはいろいろな電車の写真が撮れて満足していました。これはこれでよかったのかな(笑)

【新快速223系】

新快速の写真

 

◆待ちに待ったヨーロッパ軒のソースカツ丼!!

新快速の車内はゴールデンウイーク初日、またコロナも落ち着いていたこともあり、立っている人も結構いて軽く混雑していました。電車を1本乗り過ごし、到着が予定より1時間遅れたこともあり、敦賀駅に着いたころには全員お腹ペコペコ状態でした。

すぐに駅近くのヨーロッパ軒さんへ直行。

待ちに待ったソースカツ丼です。

カツ丼セットを注文して、商品が運ばれてきてまず思ったのは

量が多い!!こんなに食べれるかな??

でした。味はとても懐かしく美味しかったです。何とか全部食べましたが、動けないくらいにお腹が一杯に…。20年前は軽く食べれていたのに…。

ソースカツ丼の写真

 

◆帰りは琵琶湖線を通って帰るはずが…。

お腹も一杯になり、敦賀駅前を少し散策して帰宅の途に就くことに。ちなみに敦賀駅前の商店街はゴールデンウイークなのに多くの店が閉まっており閑散としていました。

敦賀駅で切符を買って改札に行こうとすると、駅員さんが「どの電車に乗りますか?」と声をかけてくださいました。「近江塩津琵琶湖線に乗り換えます」と伝えると、それはできないとのこと。当然、JR完乗をめざしているので未乗線区を乗りたいのだが…。

駅員さんによると、近江塩津無人駅で乗り換えは反対側のホームになるため無理ですとのことでした。

直通で長浜駅まで行ける電車は2時間待たないと行けませんでした。鉄オタ息子はもちろん「待つ」の一点張りです。しかし、次の日私が朝早く仕事の予定があり、遅くなると困ります。何とか説得して行きと同じルートで帰ることに。

「息子よ!ごめんな!」

と何度もつぶやき、健常者でも大変なJR完乗を本当にできるのかな…。

と鉄道旅での車いすの不便さを感じ少し弱気になる父でした。

 

 

 

 

JR完乗の軌跡(関空編)

こんにちは、車いす父さんことRioPaPaです。

JR完乗の軌跡、今回は鉄オタ少年の弟も参戦。若干乗り物酔いしやすいため、行先は近場の関空に決定しました。最寄り駅の駅員さんとも顔見知りになり、「今回はどこまで?」と声をかけていただき、関空までのスロープ介助の手配をしていただきました。

 

今回の旅の概略です。

 

日程:2022年3月26日(土)

目的地:関西国際空港

路程:JR学研都市線某駅

     ↓ 〔学研都市線

   JR京橋駅  10:08着 10:30発

     ↓ 〔阪和・関西空港線

   関西空港駅 11:47着 

     昼食&飛行機見物

   関西空港駅 15:02発

     ↓ 〔関西空港阪和線

   JR京橋駅  16:21着

     ↓ 〔学研都市線

   JR学研都市線某駅

 

関空快速

225系だそうです。(鉄オタ息子より)

鉄オタ息子の弟は若干酔ったようで、車内で寝ておりました。コロナの影響もあり関空駅で降りたのは若干名でした。

関空快速の写真

◆飛行機見物

展望デッキへはバスに乗らないと行けません。車いすでも乗車できる無料バスが運行されています。水素で走るバスだそうです。

展望デッキへ向かうバスの写真

展望デッキからの写真です。轟音をあげて離陸する様子が間近で見られ、子供達はとても満足していました。

飛行機の写真

 

帰りは天王寺から関西本線経由の予定でしたが、思いのほか関空での滞在が長くなり、おじいちゃんとの晩御飯の約束時刻に間に合わないため、行きと同じ経路となりました。

天気が雨だったのが残念でしたが、男3人旅もなかなかいいものでした。

 

JR完乗のはじまり(餘部編)

はじめまして、RiOPaPaと申します。

JR完乗の第一歩目である餘部鉄橋の旅の記録を残したいと思います。

 

初めに、この旅を支えていただいたJRの駅員の皆様に感謝申し上げます。

私は車いすユーザーのため、電車の乗り降りの際にスロープを使用します。

始発駅の駅員の方に行先を告げると、餘部駅までのすべての乗り降り時のスロープ介助の手配をしていただきました。そのおかげで快適な旅となりました。

特に無人駅である餘部駅では、豊岡駅の駅員さんが車で餘部駅に来て、降りる際のスロープ介助をしていただきました。

電車を待っている際などに駅員さんからいろいろな話が聞けるのも、車いすで行く私の旅の楽しみの1つです。

 

今回の旅の概略です。

 

日程:2022年3月13日(日)

目的地:餘部鉄橋

路程:JR学研都市線某駅

     ↓ 〔学研都市線

   JR京橋駅  5:41着 5:49発

     ↓ 〔大阪環状線

   大阪駅   5:57着 6:43発

     ↓ 〔福知山線

   福知山駅  8:57着 10:12発

     ↓ 〔山陰本線

   城崎温泉駅 11:32着 11:56発

     ↓ 〔山陰本線

   餘部駅   12:43着

     餘部散策

   餘部駅   14:27発 

     ↓ 〔山陰本線

   豊岡駅   15:52着 16:21発

     ↓ 〔山陰本線

   和田山駅  16:51着 17:01発

     ↓ 〔播但線

   寺前駅   17:54着 18:05発

     ↓ 〔播但線

   姫路駅   18:52着 20:16発

     ↓ 〔東海・山陽本線

   大阪駅   21:18着 21:26発

     ↓ 〔大阪環状線

   京橋駅   21:33着 

     ↓ 〔学研都市線

   JR学研都市線某駅

 

餘部駅のホーム

左側にある線路が鉄橋の架け替え前に使われていたものです。

餘部駅のホームと電車の写真

◆下から見上げた餘部鉄橋

オレンジ色の橋梁が以前使われていたもので、コンクリートの橋梁が現在使われているものです。左側に映っているのはエレベーターで地上まで降りることができます。

下から見た餘部鉄橋の写真

◆人生初の青春18切符

最寄り駅で購入予定でしたが、出発が早朝だったため【みどりの券売機】が開いておらず、大阪駅で一旦下車して購入するはめになりました。

青春18切符写真


JR完乗のはじまりは、早朝からひたすら電車に乗りっぱなしの旅で親子共々疲れましたが、とても達成感のある旅でした。ちなみに次の日は月曜なので私は仕事、子供は学校でした。